画像やリンク先のアドレスというのは、住所みたいなものです。たとえば、「せんむマンション」の202室に画像があったとしたとき、201号室から見れば、おなじマンション内ですから単に「202号室の画像」と言えばわかります。また、となりのマンションの102号室にある画像も「となりのマンションの102号室の画像」でわかります。しかし、これが別の都道府県の人からみると「せんむマンションの202室」ではわかりません。茨城県鹿嶋市○○1丁目○番地○号「せんむマンション」の202室と書く必要があります。
PCで考えてみると、画像をHPファイルと別のフォルダに置いたままHTMLを書いてしまうと、ソフトがそのフォルダの場所を指定してしまうときがあります。それでも同じPC内部ですから画像は見られます。
つまり、「せんむマンション」というフォルダは同じ市内(同じPC内)ですので、住所が「○○マンション301室」としか書いてなくてもわかるのと同じですね。このままHPのファイル(HTML)をアップロードしてしまうと、画像のUTL(住所)は「○○マンション301号室」としか書いてないのでブラウザは「住所不明」として×印しか表示してくれません。
では、「茨城県鹿嶋市・・・・・」とすべて書かなければいけないか、というとそんなことはありません。すべてのファイルを「せんむマンション」というフォルダに入れて中身をそっくりアップロードすればいいのです。同じマンション内であれば、「○○号室」というだけで住所がわかるからです。ただし、フォルダの中にさらにフォルダを作ってそこへファイルを入れたようなとき(202号室の中に勉強部屋を作ってそこへ画像を置くようなものですね)は、サーバにも同じフォルダ(202号室の勉強部屋)をアップロードしなければ画像の位置がわからず迷子になってしまいます。
「茨城県鹿嶋市・・・・・○○号室」や「茨城県鹿嶋市・・・・・○○号室の勉強部屋」というのが絶対アドレス、「○○号室」や「○○号室の勉強部屋」というのが相対アドレス、となります。
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