簡単なHTMLを書いてみよう

1.拡張子を表示させよう

適当なフォルダ（マイドキュメントなど）またはマイコンピュータを開く

Windows98の場合は「表示」→「フォルダオプション」を開く
Windows Me、Windows XPの場合は「ツール」→「フォルダオプション」を開く

「表示」タブをクリック

「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを外す

または・・・・・

「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」→「フォルダオプション」→「表示」タブをクリック

「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを外す

【注意】拡張子を表示させると、関連付けがわかって非常に便利ですが、ファイル名を変更する時は、原則として拡張子を変えないように！！まちがえると、ファイルが開けなくなる場合があります。　拡張子は「. ○○○ 」と必ずピリオドがつきます。これ大事！

3.次のHTMLを書いてみよう

　
　タグは必ず半角です。大文字でも小文字でもかまいません。

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>練習HP</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
ホームページのテスト
</BODY>
</HTML> 　

　　わかりやすく改行していますが、タグとタグの間は必ずしも改行する必要はありません。
　　HTMLでは、通常の改行は無視されます。

4.名前を付けて保存しよう

「ファイル」→「名前を付けて保存」で、ここでは名前を「test.html」とします。

　名前は自分のPCの中だけで見るのでしたらなんでもいいのですが、インターネットで公開することを考えると、半角英数字を使うようにしましょう。大文字、小文字を厳格に区別する場合もありますので、ファイル名はすべて半角小文字の英数字に統一しておくと間違いない、と思います。

　また、ファイル名には特殊な記号やスペース（空白）は使わないようにした方が無難です。どうしても使いたい場合、「　_　」（アンダーバー）がおすすめです。半角直接入力モードで「SHIFT」を押しながら、ひらがなの「ろ」のキーを押すと出てきます。

　保存先はとりあえずデストップを指定するとわかりやすいですが、デスクトップの何もないところで右クリック、「新規作成」で「フォルダ」を選択、フォルダ名をここでは「私のHP」としましょう。そのフォルダに作成したHTMLファイルをドラッグ＆ドロップして保存します。

もし、拡張子が「txt」のまま保存してしまったら、保存されたファイルを右クリック、「名前の変更」で拡張子の部分を「.html」または「.htm」にしてください。警告がでますが、心配要りません。「OK」を押すと、アイコンがＩＥのものに変ると思います。

5.保存したファイル（ＩＥのアイコンになっているはずです）をダブルクリックします

　
自動的にＩＥが起動して画面に次のように表示されるはずです。これが一番簡単なＨＰです。

　ホームページのテスト

6.タグの意味

　
<HTML>～</HTML>
これは「ここから、ここまではHTMLという言語を使うよ」とブラウザに教えています。

<HEAD>～</HEAD>
これは「ここから、ここまではヘッダーだよ」とブラウザに教えています。
この部分は情報ですのでHPの内容としては表示されません。

<TITLE>～</TITLE>
これは「ここから、ここまではタイトルだよ」とブラウザに教えています。
これは<HEAD>～</HEAD>の間に書きます。
この部分がブラウザの青いタイトルバーに表示されます。
また、お気に入りに登録したときの名前になります

<BODY>～</BODY>
これは「ここから、ここまでがHPの中身、本文だよ」とブラウザに教えています。
「ホームページのテスト」というのがHPの中身、本文です。
この部分が実際にブラウザでHPとして表示されます。

多くのタグは始まりと終わりがペア（対）になっています。
<HTML>や<BODY>が開始タグ、</HTML>や</BODY>が閉じ（終了）タグの意味です。

また中身をはさんで、開始タグと閉じ（終了）タグを上下対称にする必要があります。